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マクロ写真

 月曜日は症例検討会で、マクロ写真に病変部のマッピング(ここは良性病変で、とか、ここにはこの成分が含まれる、とか何色かの色で表現するもの)がプロジェクターに映し出されるや否や、Andyが「Cool!」と言って写真を撮り始めて、何が珍しいのか…?一同わからず。これまで当たり前だと思っていた、手術材料のマクロ(肉眼)写真自体が珍しく、マッピングも「すげー」ということになるらしい。アメリカの病院では日常業務としては行っていないのだとか。珍しい症例だけ、個人的に撮っているだけで、診療用には保存しないのが普通だそう。私が切り出しをやっていた20年前・・・技師と並びあってまずスケッチ。断面像もスケッチ。診察にもスケッチ。バランス感覚が悪く、いつも頭でっかちになってしまい、実際のサイズと合わず、常に技師から確認を受けていたことを思いだした。

by uchinadap | 2015-03-23 18:22 | 病理 | Comments(0)