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逃避としての旅行

ヘッセイがついに連載終了。引退されてからもう2年なのか…早いなあ。その時々の素直な気持ちがすっきりとまとめられていた。十分にうまい、関西弁を織り込んだ特徴のある文章だが、上を目指せばキリがないのだろう。時間の制約があるほうが、効率がいいというのは、本当で、私の見てきた限り、子供を育てている期間が、気力にあふれ仕事効率が良い人が多いと思う。とはいえそれも生存者バイアスで、効率が落ちた人は残っていないのかもしれない。

# by uchinadap | 2024-03-25 10:56 | 新聞・テレビラジオなど | Comments(0)

対談

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週末の図書館で読んだ対談。素晴らしい。金原ひとみの本、読んだことがない。綿矢りさと同時期に受賞した同年代の人達という私の中の括りで、綿矢りさは2冊くらい読んでみたが、合わないので、敬遠していた。日経日曜版の月一のエッセイとか、今回の対談とか、言っていることややっていることが面白く、本も読んでみたいと思う。しかし、図書館は私が最年少?というくらいの平均年齢の高さ…春休みだからか。
 本を読むのが好きだが、なんというか…もう少し深く読み込んでみたくて、読書会とか出てみたが、リアルでもオンラインでも、皆さん自分のことをよく語るのみで、作品について語る人は少ないんだなーと思った。読書や映画は個人の体験と深く繋がるから自分のことを語る必要があるのはわかる。でも出てみてわかったのだが、そういうのは私は要らないんだなあ。時に、考えもしなかった視点からの意見を聞くことがあるが、稀である。というか、自分自身もよかった・こういうのが好きという感想はあるが、なぜそう思うかのロジックもなく、ヒトに説明するほどに用意をすることもできない、ということもわかった。構造や背景、文章のテクニック、そういうことが知りたいのだということはわかったのは収穫である。

# by uchinadap | 2024-03-22 10:35 | 本など | Comments(0)

さて!

最終講義、やはり話のがうまいなーと。名前をつけることと同時に、歴史(どうしてそういう流れになったのか?)という視点で語るのにも特徴があると思う。もう研究は終わる(はず?)なのに、湿っぽくならずに、CSFの宣伝も抜かりないところが、面白かった。あと、私にとっては、大学生院生時代の東京、で戻っての大阪・京都がそれぞれ思い出され、ややノスタルジックになる。色んな人に影響されてて生きているが、出会わなかったら全く違ったものになっただろう。そういう人物であることは間違いなく、楽しい気持ちで振り返れる、今でよかったと思う。また卒業生のニコン社員も語りも滑らかで素晴らしかった。これを受けたのも、先生の優しさなんでしょう。

# by uchinadap | 2024-03-19 17:10 | ラボ研究 | Comments(0)

春色の電車に乗って

ユーミンがなんと、浅野川線に乗って内灘まで来た。更に、内灘町を案内されて視察?している。役場では、陛下並みに行幸とか扱われそうだ、と勝手に憶測する我々。イマイチ、アカシア・ニセアカシアの群生がどれを指しているのか、わからないので、多くは語れないのである。。。

# by uchinadap | 2024-03-18 17:59 | 石川 | Comments(0)

右向いて、左向いて

中学生のころ、則巻千兵衛が大好きだったので、同じクラスのハルちゃんが、描いてくれた似顔絵を生徒手帳に入れていた。ちなみにハルちゃんは、自分のことを「ボク」と呼ぶ女子で、私に中島みゆきや、宇宙戦艦ヤマトなどを教えてくれた人でもある。細かいエピソードなどは覚えていないが、絵のポップな感じや、自分のことを「わし」と呼んで出てくる日常生活の描写、このケーキは憧れていた。色んな追悼文があるが、日経新聞に載っていた、ブルボン小林氏の、有名になってからもタミヤの主催するプラモデル賞に応募して、ひっそり金賞を取っていた、というエピソードが好きだ。宮崎駿もそうだが、才能と好きなことが合致して、一生好きなことだけしていたい、そういう人種がいるんだと思う。

# by uchinadap | 2024-03-12 09:30 | 本など | Comments(0)